一般社団法人 日本マジックファンデーション

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The Japan Cup (ジャパンカップ)2025年 各受賞者

以下の受賞者から1名、(ジャパンカップ)2025年のジャパンカップ受賞者が選ばれます!

マジシャンGO

マジシャン・オブ・ザ・イヤー受賞者:マジシャンGO

1993年、中国・北京生まれ。拓殖大学入学のため来日。学業の傍ら、マジック・バーに勤務して、マジックを学ぶ。日本テレビ系列で2012年4月から毎週月曜日に放送されているトーク・バラエティ番組『月曜から夜ふかし』に出演して一躍有名になり、2021~2024年の間、毎年、同番組の新年特番で「マジシャンGOのマジックコーナー」が作られた。一度見たら忘れられない怪しい中国人の見た目・口調とは裏腹に、マジシャンが見ても不思議に感じられる本格派マジックを得意とする。マジックのみならず、「これが運命です!」の決め台詞・決めポーズを、プロ野球選手、柳田悠岐選手(福岡ソフトバンクホークス)が採用するなど、タレントとしてもSNS等で話題となった。その後、NHKを始め、多くのメディアで活躍する。2023年10月には、主婦と生活社より『マジシャンGOのウケる!「運命マジック」タネあかします その辺にあるものでダイジョブです』を出版。

菅原茂

ベスト・クロースアップ・マジシャン受賞者:菅原茂

1949年生まれ、釜石市出身。小学5年生の頃、テレビで見たマジックの虜になり、少年雑誌の通信販売欄で、ミリオン・フラワーを購入。その仕掛けと方法に感激し、プロを志す。1965年に松旭斎天洋氏の門を叩き、天洋奇術研究所に入社。同社開発部門に配属されてから2007年に退社するまで、テンヨー製品の開発・製作に関わる。代表作は「スクイズプレー」(1977年)など多数。その独創的なアイディアが高く評価され、第10回石田天海賞を受賞(1978年)。2009年より8回開催された「菅原茂の創作奇術講座」において、「筒抜けダイス木」(2011年)など、主にクロースアップの新作を発表し話題を呼ぶ。2014年には、アメリカの「Genii」誌の表紙を飾り、特集記事が組まれる。2023年、2024年に横浜で開催された「テンヨーマジックファンミーティング」では、新作の構想から、それを実際に形にするまでの過程を語り、若いマジシャンを大いに鼓舞した。

小山雄大

著述放送文化賞受賞者:小山雄大

2003年、札幌市生まれ。2歳の頃から、テレビで流れる氷川きよし氏の楽曲を聴いて歌い始めた。4歳から本格的に民謡を習い、8歳からは三味線も始める。2016年には、『NHKのど自慢』チャンピオン大会で、グランドチャンピオンに輝く。 2018年に上京し、作曲家・弦哲也氏の元でレッスンを開始。2024年4月に、キングレコードより「道南恋しや」でデビュー。「全国民の孫」をキャッチフレーズに、全国で活躍中。一方、高校1年生からカード・マジックを始める。現在のレパートリーは数百に及び、自らの顔写真入りのデックも製作。折に触れ、社会に向けてマジックについて語り、テレビでは無論、ラジオに出演する場合でも、実演することもあり、マジックの普及に多大な功績が認められる。所属事務所には三山ひろし氏が在籍されており、氏の「けん玉」と「ビタミンボイス」にならい、「マジック」と「マジックボイス」を武器に、スターダムを駆け上がっている。

バーディーコヤマ

功労賞受賞者:バーディーコヤマ

1948年、愛知県生まれ。小学校6年生時に、名古屋・名鉄デパートで、母親に500円の手品セットを買ってもらったことで、マジックの道に入る。同店ディーラーの松浦康長(松浦天海)氏の指導を受け、20歳時には同氏より、株式会社天洋奇術研究所(現、株式会社テンヨー)を紹介され上京。当時のプロ・マジシャン、西尾光一氏の紹介で、村上正洋氏の事実上の弟子となる。2年弱の同社勤務の後、1969年にプロ・デビュー。その後十年ほどは、キャバレーやナイト・クラブで活躍。1979年に札幌に移住。「札幌マジックキャッスル」を開店させ、以来38年間、札幌を拠点に活動。マニピュレーションからイリュージョンまで、幅広いマジックを手がけ、マジック愛好家からも絶大な支持を勝ち取った。マジック・バーやマジック・ショップの運営、SAM JAPANの活動協力等も行ない、交流や学びの場を創出し、マジックの文化活動に対しても多大な貢献を行った。

しょうへい

NMFフェローシップ受賞者:しょうへい

1989年生まれ。小学5年生の夏に、自由の森学園の学校説明会で手品部の顧問、代表作「フジワレット」で知られる藤村紀夫氏のマジックを見て感動。即座に同校への入学を決断。中学入学と同時に、同氏の下、マジックを学び始める。高校3年生でジュニアマジシャンビデオコンテスト(テンヨー株式会社主催)にてグランプリを受賞。高校卒業後は、中国及びカナダに留学後、2015年に上智大学卒業。国家資格・全国通訳案内士(中国語・英語)を、それぞれ2018年と2019年に取得。その間、マジックの活動も継続させ、FISM/WCMをはじめ、アジア各国のコンテストで優秀な成績を収める一方、日本、中国、韓国等のテレビ番組にも出演。一方、学生時代より、JCMAやNMFに所属。役員として、国際交流活動に全面的協力を行ってきた。ACM2024では、日本人コンテスタントのリハーサルの立ち会いや、外国メディアの取材時の通訳等で大きな貢献をした。